全木協は、木造応急仮設住宅の建設を通じて被災者支援を行う事を目的に、(一社)JBN・全国工務店協会と全建総連が設立した団体です。2011年3月に発生した東日本大震災以降、全国各地で発生した災害に対し、被災地の要請に応え、木造応急仮設住宅の供給を行ってきました。仮設住宅は、地元の工務店を中心に、全国各地から集まった全建総連の組合員によって建設されます。静岡建労も、これまで労働者の供給を行ってきました。
静岡県内においても、2013年4月1日、静岡県地域防災計画に基づき、災害時における木造応急仮設住宅の建設に関して、静岡県と静岡県木造応急仮設住宅建設協議会(以下、協議会)との間で協定が結ばれました。この協議会には、静岡建労が加入する全木協静岡県協会が構成団体として加入しています。静岡建労は、災害発生時における被災者支援を行う団体として、被災地の復興・復旧の一翼を担っています。
静岡建労の支部では、地域の皆さんに私たちの仕事や技能を理解してもらうため住宅デー活動を実施しています。保育園・福祉施設などの修繕ボランティアや木工教室など、幅広い取り組みが行われています。
静岡建労では45歳以下の組合員を中心に青年部を組織しています。
仲間の輪・仕事の輪を広げるため、また若年建設労働者の技能・地位向上のため、勉強会や組織拡大行動などに取り組んでいます。ときには、東海地方や全国の仲間たちと、交流会や研修を通じ意見を交えることもあります。様々な職種の若者が協力し合って活動しておりますので、気になった方は、ぜひ青年部活動にご参加ください。